Tokyo

11/16 (土)

半衿(はんえり/haneri)

長襦袢の衿の上に縫い付ける長さ1メートル、幅15センチくらいの衿。本来の衿の半分くらいの長さなので、「半衿」と呼ばれる。衿もとの形を整え、その汚れを防ぐものとして付けられていて、基本は白色。明治時代以降、おしゃれを目的に着物とコーディネートして楽しむ半衿も生まれている。素材は、夏物の着物には絽や麻、冬物には縮緬(ちりめん)や塩瀬(しおぜ。厚手の羽二重)を使う。刺繍入りやレースなどのものもあり、TPOに応じて選ぶ楽しさがある。

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