Tokyo

04/26 (金)

黒留袖(くろとめそで/kurotomesode)

「留袖」は既婚女性が着るも格式の高い着物で、振袖の長い袖を短くしたもの。裾だけに華やかな模様があしらわれていて、地色が黒のものを「黒留袖」という。縮緬(ちりめん)の生地で、模様は縁起のよい吉祥文様や伝統的な有職文様などが好まれる。帯や小物には金・銀・白のもの、帯揚げ、帯締め、半衿、足袋(たび)は白のものを合わせる。背中、両外袖、両胸と五つの家紋を染め抜いたものは女性の第一礼装となり、結婚式などのお祝いの席での親族が着る。

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