もち米を蒸して作った米飯のこと。こわいい、こわめしとも言う。祝事や慶事に際し、小豆やささげ豆を入れて作る赤飯のほか、野菜や山菜、肉などの具材を加えた五目おこわなど多様なおこわがある。うるち米ではなくもち米を用いること、炊くのではなく蒸すという点が「炊き込みご飯」とは異なる。 平安時代にはすでに米を蒸したものを、こわいいと呼んでおり、江戸時代にかけて炊いた飯が一般的になるに従って、主にもち米を蒸したものを、こわいい、こわめしと呼ぶようになった。おこわという呼び名は、宮中に仕えていた女官による言葉がもととされる。
- 和食
「向付」は懐石料理の最初に出される。その名前の由来は?(むこうづけ/mukouzuke)
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- 茶会
- 茶会席