武具 鞘(さや/saya) 日本刀 刀身を収めておく筒のこと。湿気や埃などから刀身を守る役目がある。鞘自体を武器に使うために上から竹や籐を巻きしめて頑丈に作ったものも。ヨーロッパ等、世界の刀剣の鞘には金属製や革製のものもあるが、日本刀の多くは木製。たいてい朴の木を用い、木のままの鞘を白鞘(しらさや)や休め鞘、漆塗のものを塗鞘または身鞘と呼ぶ。鞘を装飾をして楽しんだり、装飾によって公家や武家の身分をしるすこともあった。