和装 薄物(うすもの/usumono) 和服着物 絽(ろ。生地に隙間があるほど目が粗く、通気性がよい織物)や紗(しゃ。絽よりもさらに透け感があり、さらりとした着心地の織物)、上布(じょうふ。細い麻の糸で平織りした上質な麻布)など、経糸と緯糸を粗く織った織物で、裏地を付けずに仕立てた着物。おもに7月、8月に着る。寒色系の色や、水などをモチーフにした柄など、涼しさを感じさせるものが多い。帯や小物も、着物に合わせて透け感のあるものや、色味が涼しげなものを選ぶとよい。