日本酒造りの途中段階で加熱処理をすること。通常、日本酒は貯蔵前と出荷前の2回、火入れを行う。火入れをする理由は、酵母菌の発酵を止めて味をキープする目的と、日本酒の大敵となる「火落菌」という乳酸菌を死滅させる殺菌の目的がある。また、火入れをするタイミングや回数で日本酒の呼称が異なる。一度も火入れを行わない「生酒」、製造後に一度火入れする「生詰め酒」、貯蔵後に一度火入れする「生貯蔵酒」、製造後と保蔵後に二度火入れする「火入れ酒」に分類される。
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