伝統を守り続ける日本初のクッキー販売店
創業時の味と形、製法を守り続けている、日本で初めてクッキーを販売した洋菓子店。創業は昭和2年ですが、大正初期にはすでに日本初のクッキーづくりを始めていたとの記録が残っています。全部で7店舗ある直営店のうち、麹町本店は泉屋東京店の販売員が接客してくれる唯一の路面型直営店舗です。
お店のロゴである浮き輪のモチーフは、創業当時から一番人気の名物「スペシャルクッキーズ」に含まれる「リングターツ」にちなんでいるのだとか。浮き輪が人の命を救うように、クッキーを通して社会貢献したいという想いが込められています。
家庭の温もりが感じられるようなホームメイドにこだわり、クッキーを彩るドライフルーツを乗せるのはすべて人の手、箱詰めも手作業。一つひとつ真心を込めてつくられたクッキーやケーキの数々は、世代を越えて愛され続けています。
店頭には、定番以外にも季節ごとにさまざまなクッキーが並び、イラストレーターのセツサチアキさんがデザインした「ねこ缶」や葛飾北斎の富嶽三十六景が描かれた「浮世絵シリーズ」などのアート缶も人気。喜ばれる手土産の定番です。