伝統を守りながら季節限定和菓子も魅力な和菓子店
神田三原堂は、大正11年の創業以来、東京の神田駅そばの店舗で営業を続けているお店です。令和4年に創業100年を迎えましたが、創業当時から変わらぬ職人の手作りをモットーに営業を続けています。まさに伝統的な東京の味を守り抜いている和菓子店です。店舗の2階で作られた和菓子が毎日店頭に並んでいます。職人の手作りというだけでなく、保存料や添加物等出来る限り使用しない美味しさを追求しているお店です。
伝統的な味を大切に受け継ぎつつ、季節限定の商品の開発など新しい事にも挑戦しています。「温故知新」の精神をもって、さらなる100年を目指しているお店でもあります。コロナ禍などの苦難がありながらも営業を続けています。店舗は毎日行列をなすほどお客さんが訪れています。
看板商品である神田っ子最中は、粒より北海道産小豆を使用し、小豆本来の風味を生かした粒あん入りです。最中以外にも、塩せんべいやくるみあんといった焼き菓子は日持ちのする商品も多く、常温で持ち歩けるので手土産にぴったりです。最中と塩せんべいの甘×辛の和菓子詰め合わせセットなどが贈答品として人気です。甘すぎない小ぶりの最中と伯方の塩などを使った塩せんべいの組み合わせは一度食べ出すと止まらない美味しさです。万人に愛されるような商品ラインナップになっており、固定客も多いお店です。
昔ながらの商品も魅力的ですが、四季折々の季節限定の商品もSNSを中心に人気となっています。春の訪れを感じる苺大福は、フレッシュな苺の果汁を存分に感じられる一品で、苺がまるごと1個大福の上にのっているビジュアルも話題となりました。夏には冷たい水まんじゅう、秋には栗づくしの焼き菓子、バレンタインデーからホワイトデーの時期にはハート型の最中などを楽しめます。季節によって変わる商品を見るために何度も訪れたいお店でもあります。