とらや 東京ミッドタウン店ギャラリーでは、2023 年 9 月 8 日(金)~2024年1月24 日(水)の期間、銭湯をテーマとした企画展を開催中です。
銭湯は、日々のささやかな息抜きやコミュニケーションの場として親しまれてきました。健康長寿を願って、菖蒲湯や柚子湯などその季節ならではの湯を楽しむ習慣もあり、和菓子との共通点も見られる日本文化の一つです。この展示は、銭湯に馴 染みのない方や海外の方にも楽しんでいただける入門編です。心地よく、 ぬくもりが感じられる「銭湯」の世界を、ぜひ体感してみてください。
<展示のみどころ>
・銭湯ってなに?
「銭湯はいつからあったのか」「季節ならではの湯」など、歴史や楽しみ方を解説します。「銭湯の一日」や「公共の場としての役割」についても探りました。銭湯の入り方もあらためてご紹介します。
・浴室のアイコン 銭湯ペンキ絵
東京を中心に、関東でよく見られる浴室内の壁画、銭湯ペンキ絵。全国に数人しかいない絵師の一人である田中みずきさんに、本展示オリジナルの銭湯ペンキ絵を描いていただきました。作品を長さ約3mの布に転写し、ギャラリー内に掲げます。富士山を眺めて、入浴気分を味わいましょう。制作風景の動画もご覧いただけます。
・知っているようで知らない?銭湯用語!
「カラン」「お釜型ドライヤー」「宮造り」といった、耳馴染みがあるようで、実は意味を知らないことも多い銭湯にまつわる言葉の数々。浴槽を模した展示台では、こうした銭湯に関する言葉を解説します。木桶がお湯に浮かんでいるようなしつらえは、会場でのお楽しみです。
(虎屋公式サイトより。https://www.toraya-group.co.jp/news/20230807)