真言宗智山派の別格本山で、正式には高幡山明王院金剛寺といいます。本尊は不動明王。創年代は不明ですが、大宝年間(701~704年)以前とも、奈良時代の行基の開基ともわれています。平安時代初期には慈覚大師円仁が清和天皇の勅願によって高幡山の山上に不動堂を建て、不動明王を安置。以来、不動霊場として隆盛しました。現在の不動堂は、1342(康永元)年に場所を山麓に移して再興されたもので、続けて建てられた仁王門とともに重要文化財に指定されています。不動堂に安置されていた巨大な不動三尊像(平安時代後期作、重文)は現在は奥殿に安置されています。千葉成田山、神奈川大山とともに関東三不動のひとつに挙げられます。(画像提供:高幡不動尊金剛寺)