日蓮宗法明寺の飛地境内にあり、安産・子育の神である鬼子母神が祀られている仏堂です。室町時代の1561(永禄4)年、清土(現在の文京区目白台)で掘り出された鬼子母神像を寺院に納めたことが始まりとされています。その後人々の信仰を集め、1578(天正6)年に村民によって現在の地にお堂が建てられました。参道には老樹が残るケヤキ並木、境内には地主神である武芳稲荷堂や樹齢約700年の大イチョウなどがあり、雑司が谷七福神の大黒天も祀られています。毎年10月には、江戸時代から続く大規模な「御会式大祭」が行われ、街が大いに賑わいます。

※鬼子母神堂の「鬼」の字は、正しくは1画目の「ノ」(角)のない字を用います。