今朝

明治13年(1880年)

極上のおもてなし空間で味わう伝統の牛鍋

「今朝」ビルが建っているのは、かつて東京の玄関口だった新橋の駅前エリア。
第一京浜通りに面したエントランスに足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは、豊穣のシンボルである「葡萄」と「黒毛和牛」をモチーフにした、壁画絵師・木村英輝の躍動感あふれるアート作品「Wagyu&Grape」です。アートのもたらす高揚感とともに階段を上ると、広々とした待合では、夏目漱石の弟子であり政治から教育まで幅広く活躍した哲学者・阿部能成の揮毫による「今朝」の看板が出迎えてくれます。

店主自ら掛け替えるというお軸が飾られた床の間付きのお座敷は、四季折々の花が活けられ、和のもてなしの真髄を感じます。こちらで提供されるのは、“割下”を用いた伝統的な関東スタイルのすき焼き。テーブルの上にコンロと鉄鍋を配し、調理しながらいただきます。割下の扱いや鍋に入れる順番まで、中居さんが作り方を教えてくれるので、はじめてすき焼きを食べる人でも安心です。

50年ものの南部鉄器の鉄鍋は、先代が岩手に出向き、縁の角度までこだわり抜いてつくらせた特注品。鍋肌にはしっとりと脂が馴染み、歴史の一端を伝えます。

しっかりと熱せられた鉄鍋で煮立てた割下とともに、グツグツ、ジューッ、サッとお肉を焼きつけ、とき卵に絡めます。口に入ったお肉のとろけるような柔らかさと旨みたるや。それもそのはず、こちらではA5クラスの松坂牛を中心に黒毛和牛のみを扱っているのです。今ではその技術を持つ職人も少なくなったという、肉を包丁で一枚ずつ切り出す職人技はまさに芸術。鍋に入れる前に肉の美しさを愛でるのも、すき焼きの楽しみのひとつと言えるでしょう。

また、「ザク」と呼ばれる野菜もこだわりの逸品揃い。中でも専門の問屋さんから届けられる江戸伝統野菜の千住ネギは、甘さもみずみずしさも抜群です。お豆腐も、昔から付き合いのある新橋の豆腐屋さんから毎日出来立てが届くというこだわりよう。

5代目ご当主・藤森朗さんは、海外生活を長く経験し、ワインへの造詣も深いそう。ワインセラーには素晴らしいコレクションが並び、外国からのお客様にも評判です。もちろん、すき焼きに合う日本酒も揃っています。

伝統的な“おもてなしの心”を感じる、本物のすき焼きをぜひ味わってください。

沿革

明治13年(1880年)創業。こちらは明治37年(1904年)に店前で撮影された写真です。「江戸」から名を改めたばかりの東京で牛鍋屋として始まった「今朝」の歴史は、受付に展示された歴代の鍋からも窺い知ることができます。代を重ねながら規模を広げ、空襲以前は素晴らしい日本庭園も備えた料理屋でした。疎開で一時店を閉じましたが再び同じ地で再開。現在も新橋で極上のすき焼きを提供し続けています。

注目のこの逸品

お昼のすき焼き定食

3,300円

すき焼き、野菜、卵にご飯と香の物、赤出汁がついた、今朝おすすめの定番ランチメニュー。特製南部鉄器鍋を使って目の前で作りながら、出来たてを食べるのが醍醐味です。すき焼きの正しい作り方を知りたい人や、はじめてのすき焼き体験にもぴったりです。

すき焼き丼(卵とじ)

1,980円

すき焼きを卵でとじて丼仕立てにした、カジュアルランチの人気メニュー。肉の旨みが溶け出した割下がじわっとしみたご飯は、丼ならでは。時間の余裕がないときも、本格的な味わいと食べ応えを感じられる幸せな一品。香の物と赤出汁つき。

すき焼き定食 松

16,940円

「今朝」の最上級を凝縮した夜のコースメニュー。吟味された具材はもちろん、職人が一枚一枚切り出した松阪牛のロース肉をたっぷり180g堪能できます。前菜、新涼、一品、すき焼き、ご飯、赤出汁、香の物、デザートがバランスよく並び、ゆったりと食事を楽しめる構成です。(写真の肉は2人前)

スポット概要

JR京浜東北線 大森駅 徒歩8分
京浜急行線『大森海岸駅』改札口より徒歩1分

住所東京都港区東新橋1-1-21 今朝ビル2F
電話050-5485-8489
営業時間11:00〜14:30
17:30〜22:00
定休日土日祝※12月のみ土曜も営業
支払い方法・現金
・クレジットカード(AMERICAN EXPRESS、VISA、JCB、Diner’s Club、Mastercard、銀聯)
・QRコード決済(PayPay、d払い、auPAY、Jcoin)
外部リンク公式ホームページ
座席数80席
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