山本海苔店 日本橋本店

創業 嘉永2年(1849年)

口どけのよい上質な海苔を通して日本の食文化に出会う

日本橋三越の向かい、日本橋のメインストリートに暖簾を掲げる山本海苔店。嘉永年間より日本橋で海苔の商いを続けてきた、この町の顔のひとつです。入口に立つと、時折焼きたての海苔の香りが漂ってきます。

天井が高く、奥行きのある重厚な造りの店内には、さまざまな商品と共に、海苔と山本海苔店の歴史を物語る品々が並びます。また、海苔船の船底をイメージした天井や海苔の細胞を表した信楽焼タイルで装飾された壁など、海苔にちなんだ建築要素も見逃せません。

見慣れた商品のデザインや店名の文字自体がすぐれた作品になっていることにも気付かされます。荘重かつモダンさを感じさせる店のロゴは大正から昭和にかけて活躍した書家の大池晴嵐によるもの。極上銘々海苔「梅の花」の缶の意匠は発売開始時に江戸蒔絵師の9代三田村秀芳が制作。現在のものは、そのご子息である三田村有純東京芸大教授がリデザインしたものです。

本店ならではの幅広い品揃えも、買い物をする上での大きな楽しみです。定番の「梅の花」はもちろん、スナック感覚で食べられ、若い世代にも人気の「おつまみ海苔」や、本店で焼きあげた特別な海苔、数量限定の島根県 十六島で採れる岩海苔の佃煮などの、シーズンギフトや限定コラボ商品といった特別感のある品が揃います。商品知識の豊富な店員さんと相談しながら、ギフトの用途や贈り先に適した品、もちろん自分のためのとっておきにも出会えるはずです。

もうひとつ、山本海苔店が本物の海苔ひとすじに、時代とともに発展してきた背景には、社会的責任への高い意識があります。海苔漁師を大事にする姿勢、社員一人ひとりを大切にするといった社是には、お客様を含めた海苔を取り巻く人すべての幸せへの願いが込められているのです。

パリッと小気味よい食感の後に口中でふわっとほどけ、口いっぱいに広がる深いうま味と香り。ほかにはないこの口どけこそが山本海苔店の海苔の真骨頂です。創業から継承されてきた海苔への本気とこだわり、幸せへの願いが、一枚の海苔に込められています。

沿革

嘉永2年(1849年)、初代・山本德治郎が日本橋室町一丁目に創業。2代目山本德治郎は顧客ニーズに応じた日本初の海苔の分類を行い「海苔は山本」と評判をとりました。明治2年(1869年)には味附海苔を創製し、現在の社屋が完成した折には日本初といわれるドライブイン(スルー)を設置するなど、時代のニーズを先取りし発展してきた歴史があります。

贈り物に迷ったらぜひおいでください

軽く持ち歩きやすく、縁起物である海苔は、手土産としても使い勝手の良いもの。山本海苔店ではすべてのシーズンイベントに応える品を用意しています。また、日本橋には老舗と呼ばれる店が200店舗以上あります。お店の人との会話を楽しみながら老舗めぐりで日本橋の粋や奥行きを感じてください。

注目のこの逸品

焼きたて海苔

1,080円

店頭の焼き海苔器で職人が実演仕上げした全型海苔が8枚入った「焼きたて海苔」は、日本橋の町歩きのお土産や、ちょっと気の利いた手土産にぴったり。封を切れば、焼きたての香ばしい香りがふわっと鼻腔をくすぐります。お土産をきっかけに会話が広がりそうなストーリーを感じる商品です。

極上銘々海苔 梅の花

1缶2,700円〜

定番の贈り物、贅沢な普段使いに一番のおすすめが「梅の花」。最高品質の海苔を食べやすくカットした缶入りの商品です。日本の食卓の原風景の一部とも言えるほど、見知ったデザインと感じる方も多いはず。梅の咲く寒中に新海苔が採れたこと、梅も海苔も香りを尊ぶことにちなんだ風雅な命名。山本海苔店の商品名は、ほかにも梅に由来したものが多いのです。

おつまみ海苔

1缶 648円

2枚の海苔で具材を挟んだ「おつまみ海苔」は山本海苔店の新しい定番となったヒット商品です。「うめ」「うに」「わさびごま」「明太子」「おかか」の5つの味から選べる楽しさで、お酒のお供に、おやつ代わりにとスナック感覚でそのまま食べることができます。海苔に親しみの薄い世代や外国のお客様からも人気を集めています。

スポット概要

住所東京都中央区日本橋室町1-6-3
電話03-3241-0290
営業時間10:00~18:00
定休日なし
支払い方法現金・クレジットカード・電子マネー
外部リンク公式ホームページ
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