小津和紙

承応2年(1653年)

創業370年。和紙の伝統を守り続けてきた老舗

江戸幕府の開府から商業と文化の町として栄え、現在は多くの高層ビルが立ち並ぶ日本橋。和紙の老舗「小津和紙」は、昭和通りと旧日光街道を結ぶ道沿いにあります。ビル1階外壁の大きな三角印の中に「久」の字が描かれた暖簾がとても印象的。

店内には、様々な手漉き和紙販売エリアと、紙漉きが実体験できるエリアがあります。和紙の歴史や完成するまでの工程を学びながらつくる和紙は当日持ち帰り可能。手ぶらで参加OKであるため、初めての方も気軽に体験できます。「昨今は、日本の方だけではなく外国人観光客も多く訪れてくださって大変賑わっています」と広報担当の高木清さん。

3階にあるのは小津史料館。小津和紙の歴史とともに、江戸時代の日本橋の様子などを知ることができます。他にも手漉き和紙の作品が展示されている2階のギャラリーでは、展示品を無料で観覧でき、小津文化教室では様々なジャンルの教室を開講(見学・受講要予約)しています。ここに来れば、和紙の魅力を存分に味わうことができる施設なのです。

沿革

承応2年(1653年)、初代当主・小津清左衛門長弘が伊勢松坂より出府し、江戸の商業地大伝馬町(現本社所在地)に紙問屋「小津清左衛門店」を創業。大正12年(1923年)の関東大震災によって甚大な被害を受けるも、店の場所を変えることなく、和紙の魅力を伝え、人々の生活を豊かにし続けています(写真は関東大震災後に建てられた社屋)。

ここに注目

販売エリア(小津本館ビル1階)

店舗エリアでは、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界から高い評価を得ている伝統技術によってつくられた手漉き和紙の他に、朱印帖、便箋、封筒、ミニ屏風、扇子など和紙でつくられた小物類なども販売しています。

小津史料館(小津本館ビル3階)

東京都中央区民有形文化財として登録を受けた約千点の古文書と、小津和紙の創業から現在までの歴史が記された資料が展示されています。10名以上の団体で来店、かつ事前予約をすると専門のスタッフから詳しい説明を聞くことができます。

スポット概要

住所東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
電話03-3662-1184
営業時間10:00〜18:00
定休日日曜日・年末年始
支払い方法・現金
・クレジットカード(AMERICAN EXPRESS、JCB、VISA、Union Pay、Diners Club、master card)
外部リンク
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