明治38年(1905年)
江戸の郷土料理を作り続けて118年。明治時代から続く桜なべの老舗
歌川広重の「名所江戸百景」の1つに描かれている吉原・日本堤エリア。かつて吉原遊廓が近くにあったことから、歓楽地として賑わっていたこの地では、割り下に味噌ダレを隠し味にして馬肉を煮た「桜なべ」が名物でした。昼食はもちろん、遊郭へ繰り出す前の腹ごしらえや夜食としても親しまれていたそうです。
そんな桜なべを、明治時代から人々に提供し続けているのが「桜なべ中江」。東京メトロ三ノ輪駅から土手通りを歩くと見える木造の建物は、国の有形文化財に登録されています。おすすめはもちろん、極上馬肉を使用した桜なべ。九州・久留米にある「このみ牧場」で飼育された純国産の馬肉は中江専用で、身にたっぷりの脂を蓄えているのがポイントです。またこだわりは、冷凍ではなくチルド状態で産地から直送してもらっている点。本来の旨味を損なわないようにするために必要なことなのだそうです。
かつては日本堤エリアに20軒以上あった桜なべのお店。しかしいまこのエリアに残っているのは中江だけとのこと。伝統と歴史を感じられる建物で、美味しい桜なべを堪能してみてはいかがでしょうか。
沿革

明治20年(1887年)、初代当主・中江桾太郎が新潟から上京し黒門町(現在の東京都台東区上野)にて修業を開始。現在の地に「桜なべ中江」を開業したのは明治38年(1905年)です。その後関東大震災による店舗倒壊、第二次世界大戦などを乗り越え、現在は4代目・中江白志氏が120年近くの歴史と伝統の味を受け継いでいます。
注目のこの逸品

桜なべ
2,980円~(中江専用純国産極上桜肉の場合)
吉原から発祥して以降、百十余年もの味と歴史を継いできた東京の郷土料理。肉の旨味ととろけるような柔らかさが口いっぱいに広がります。

馬刺し
2,980円~
使用しているお肉は、九州・久留米「このみ牧場」で中江専用に飼育された純国産桜肉。極上の馬刺しの風味は、生で食べてこそ感じられるとのこと。

中江名物タロタロユッケ
3,480円
桜なべ中江の常連だった画家の岡本太郎の要望から誕生した一品。「タロタロ」の名前は画伯の名にちなんでいるとか。中江の名物メニューの1つです。
スポット概要
| 住所 | 東京都台東区日本堤1-9-2 |
|---|---|
| 電話 | 03-3872-5398 |
| 営業時間 | 平 日 17:00~22:00(21:30 L.O.) 土日祝 11:30~21:00(20:30 L.O.) ※土日祝は通し営業、ランチは11:30~14:00 |
| 定休日 | 毎週月曜日 ※月曜が祝日の場合は営業(翌火曜日休み) |
| 支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード(VISA、AMERICAN EXPRESS、JCB) ・QRコード決済(PayPay、) |
| 外部リンク |








