神田まつや 本店

創業 明治17年(1884年)

池波正太郎も愛した江戸前の手打ちそば

11時の開店前から行列ができる、神田の老舗そば店。手打ちにこだわり、熟練した腕を持つ職人がローテーションを組んで、毎日そばを打っています。その回数は、大晦日などのイベント時には200回以上にもなるのだそう。

北海道、秋田、青森、長野など、季節ごとに厳選した地域から仕入れたそば粉をむらなくのばし、均一の太さに切っていきます。ゆで加減にも気を配り、ゆであがったそばは冷水できゅっと締める。そば本来の香りや甘みを最大限に活かすため、職人たちは日々鍛錬を続けています。食通としても有名な小説家・池波正太郎もその味の虜となり、足繁く通っていたことは広く知られているエピソードです。

関東大震災後に建てられた店舗は、当時の家具やインテリアをそのまま残していて、一歩足を踏み入れるだけで古き良き時代へとタイムスリップしたかのよう。下町の風情を感じながら昔ながらの江戸前そばがいただけるとあって、常連から一見さんまで、店内は常に賑わっています。

沿革

明治17年(1884年)に福島家の初代・市蔵が創業。その後、小高家の初代・政吉が店を継承し、さまざまな老舗そば屋の重鎮たちにノウハウを学びながら、江戸前のそばらしい辛口のつけ汁と手打ちという現在の神田まつや伝統の味が完成しました。

注目のこの逸品

ごまそば

990円

店長イチオシの逸品。少し辛口の汁があたり胡麻(すり胡麻)とミックスされることで、口当たりまろやかでクリーミーな味わいに。特に女性に人気です。

天ぷらそば

2,530円

器からはみ出すほど大きな車エビの天ぷらが2本乗った、種ものの王様。サクサクの衣がかけ汁を吸いこむことで、美味しさ倍増。柚子と三つ葉の香りも相まって、食欲を掻き立てます。

親子丼

1,320円

鶏肉と筍、干し椎茸、玉ねぎをもりそばの汁で煮て、卵でとじた一品。むね肉ともも肉の両方を使い、食感の違いを出しているのが美味しさの秘密です。

スポット概要

住所東京都千代田区神田須田町1-13
電話03-3251-1556
営業時間月曜~金曜11:00~20:30(L.O.20:00)
土曜・祝日11:00~19:30(L.O.19:00)
定休日日曜
支払い方法現金
外部リンク公式サイト
※掲載の情報は、記事公開時点のものです。変更される場合がございますのでご利用の際はご確認ください。

新着・おすすめ情報

  1. 【黒江屋】「第126回 黒江屋漆器市」開催中

  2. 【第3回】着物はSDGsな衣装。着なくなった洋服や手ぬぐいも帯に

  3. 【第25回】七十五という数字にまつわる蕎麦の話

  4. 小澤酒造_小澤幹夫さん

    清流ガーデン澤乃井園

  5. 田中卒塔婆WORKS

  6. 山本海苔店_山本貴大さん

    山本海苔店 日本橋本店

  7. 豆源 麻布十番本店

  8. タカセ 池袋本店

  9. 浅草で買うべき老舗のお土産!名物和菓子などおすすめ6選【食べ物】

  10. 中学生で覚悟を決めた。日本最古のバー「神谷バー」を取り仕切る五代目の決意

  11. 【第21回】古文書から紐解く江戸につながる「そば切り」の伝承

  12. 更科蕎麦はなぜ真っ白? 温故知新のおつゆと伝統の更科蕎麦で守り抜くプライドの味

  13. 【第7回】そばに欠かせない薬味「葱」と「唐辛子」について

  14. 【第26回】三色や五色といった色にまつわる蕎麦の話

  15. 中村酒造