武具

(しのぎ/shinogi)

日本刀

刀身の側面、刃と棟の間を縦に貫く、山高くなった筋のこと。この線を「鎬筋」と言う。鎬を施した刀は、刃が薄く、軽くなる。これにより切れ味が鋭くなり、戦においても扱いやすい刀剣となる。
このような鎬の技術は、戦での攻撃の形の変化により生み出された。もとは鎬のない直刀で「突く」攻撃が中心だったが、太刀を振り回して「撫で切る」攻撃に変わっていったため、前述のような刃の鋭さや軽さを求められるように。全体を薄くすると折れやすくなるが、鎬によって厚い部分を残すことで折れにくい頑丈さも保てる。
ちなみに、互いの鎬線が触れ合うほど接近して斬り合うことから転じて、激しく争う様を「鎬を削る」と表現する。

新着・おすすめ情報

  1. 京都市

  2. 乃木神社(東京・赤坂)

  3. 懐石料理の「八寸」、どんな場面で何が出される?

  4. 東京都庭園美術館

  5. 「水酛」とは、どんな酒造りの手法?【日本酒にまつわる言葉】

  6. 飛不動尊 正宝院(東京・三ノ輪)

  7. 鴨南蛮

  8. 林泉寺・しばられ地蔵(東京・茗荷谷)

  9. 関東風・関西風(うなぎの蒲焼き)

  10. 【第2回】仕立て直しができ、羽織や帯などへと再利用も可能。着物は究極のSDGsな衣装

  11. 高野山東京別院(東京・高輪)

  12. 「やまと人形」の名前の由来は?どんな種類があるの?

  13. 井の頭恩賜公園

  14. 【古地図で江戸散歩】第3回:かつては江戸随一のショッピングゾーン。日本橋にあった魚河岸の痕跡をたどる