銀座。元和3年(1617年)創業、400年以上続く和菓子店・萬年堂本店です。何より大事にしているのは「あんこ」。十三代当主・樋口氏に、その哲学をうかがいました。
この動画の見どころ
- 27歳でアパレルの仕事を辞め、和菓子職人へ転身した十三代当主の歩み
- 小豆の皮の渋みを含んだ煮汁を捨てずに煮込む「渋切らず餡」
- 手間と時間をかけた自社工場での製造
- 2022年9月にオープンした、喫茶を併設する銀座の店
- 伝統を守りながら新しい挑戦を続ける、老舗の五つの奥義
萬年堂本店とは — 創業1617年、あんこで400年
萬年堂本店の創業は元和3年(1617年)。400年以上にわたって和菓子をつくり続けてきました。看板商品は「高麗餅(こうらいもち)」です。
この店の芯にあるのは、あんこへのこだわりです。小豆を煮るとき、渋みを含んだ煮汁は捨てるのが一般的ですが、萬年堂本店はその煮汁を捨てずにじっくり煮込む「渋切らず餡」をつくります。手間も時間もかかりますが、小豆そのものの味と香りが濃く残ります。製造は自社工場で行っています。
2022年9月には、銀座に喫茶を併設した店をオープン。限定メニューと抹茶を楽しめる場になりました。400年の和菓子屋が、いま新しく試していることのひとつです。
和菓子の「あんこ」とは何か
あんこは、小豆を煮て、砂糖を加えて練るというごく単純な工程でできています。単純だからこそ、小豆の産地、水、火加減、砂糖の入れ方といった一つひとつの判断が、そのまま味に出ます。渋切り(煮汁を捨てて渋みを抜く工程)をするかしないかも、その判断のひとつ。多くの店が渋みを抜く方向を選ぶなかで、萬年堂本店は渋みごと引き受けて、小豆の香りを残す道を選んでいます。
萬年堂本店の品を買う・訪ねる
- 萬年堂本店 公式サイト:https://www.mannendou.co.jp/
- 高麗餅などの商品を見る(老舗通販.net):https://shinisetsuhan.net/collections/mannendou
- agataJapan.tokyo の萬年堂本店の紹介ページ
(営業情報は変わることがあります。訪問前に公式サイトでご確認ください。2026年9月24日確認)
「老舗フェスティバル2026」に出展します
萬年堂本店は、2026年10月3日(土)に東京・日本橋で開催される「老舗フェスティバル2026 by agataJapan」に、東都のれん会の一員として出展します。銀座の店に足を運ぶ前に、まず日本橋で味を確かめることもできます。
- 日時:2026年10月3日(土)10:00〜18:00(予定)
- 会場:福徳の森・仲通り周辺(東京都中央区日本橋室町2-5-10)
- 主催:スターマーク株式会社(老舗フェスティバル実行委員会)
- 内容:老舗・ご当地マルシェ、日本酒・クラフト酒の飲み比べ、老舗サミット、三井本館見学会、ステージ、着物体験ほか
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