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岡直三郎商店|創業1787年、木桶仕込みの「日本一」醤油【動画】

醤油を木桶で仕込んでいる蔵は、いま国内の醤油生産のうちわずか1%ほどしかありません。ステンレスのタンクなら温度も期間も管理できますが、木桶は違います。桶そのものに棲みついた微生物が、その蔵だけの味をつくる。かわりに、仕込んでから1年以上、季節がひとめぐりするのを待たなければなりません。

岡直三郎商店は、天明7年(1787年)の創業以来、その木桶仕込み・天然醸造を続けてきた醤油蔵です。ブランド名は「日本一(にほんいち)」。東京都町田市に本社を、群馬県みどり市大間々町に工場を構えています。

YouTubeチャンネル「日本の老舗」では、当主が自然の力を生かした醤油づくりと、230年以上続いてきた蔵の考え方について語っています。動画とあわせて、近江から上州へ、そして町田へと移ってきた蔵の歩みを整理しました。

【醤油を世界へ】圧巻!自然の力を生かした醤油づくり!【岡直三郎商店】(YouTubeチャンネル「日本の老舗」)

公開日:2024年3月7日/再生時間:10分4秒

動画の見どころ

  • 創業以来変わらない木桶仕込み・天然醸造のしょうゆづくり
  • 大きな木桶に仕込み、職人の手で管理していく工程
  • 四季の寒暖差のなかで1年以上かけて発酵・熟成させるということ
  • 醤油の味わいと製法を次の世代へ受け継ぐための取り組み
  • 国産有機原料へのこだわりと、商品の広がり
  • 地域や社会との関係を大切にする、蔵の姿勢

※この回の概要欄には章立てのタイムスタンプがないため、見どころを箇条書きで示しています。

岡直三郎商店とは——創業は何年か

創業は天明7年(1787年)。創業者の岡忠兵衛は近江の日野商人で、戦国武将の蒲生氏郷を慕って上州へ移り、大間々(現在の群馬県みどり市大間々町)で醤油醸造業を始めました。以来230年以上、木桶仕込み・天然醸造の醤油づくりを続けています。(出典:岡直三郎商店公式サイト、小田急の仲介「このまちnote」掲載インタビュー、2026年10月1日確認)

本社が東京都町田市にあるのは、幕末からの商いの流れによるものです。1859年(安政6年)の横浜開港をきっかけに、各地から横浜港へ生糸を運ぶ「絹の道」の中継地として町田が栄えました。蔵はその町田を3号店の地に選び、1919年(大正8年)には町田駅東口側に醤油工場を設立。1927年(昭和2年)の小田急線開通とともに発展していきます。現在は町田に本社、大間々にHACCPに基づく設備を備えた工場という体制です。

木桶仕込み・天然醸造とは何か

醤油は、蒸した大豆と炒って砕いた小麦に麹菌をつけて醤油麹をつくり、これに食塩水を合わせて諸味(もろみ)にし、発酵・熟成させたのち搾ってつくります。この諸味を何に入れて、どれだけの期間、どう管理するか——そこが蔵ごとの分かれ目になります。

岡直三郎商店が使うのは6尺から8尺もの大きな木桶です。木桶は修理を重ねながら100年以上使われ続けているものもあります。温度を人為的に上げ下げせず、四季の寒暖差にまかせて1年以上かけて発酵・熟成させる——これが天然醸造です。効率で言えば不利な方法ですが、桶に棲みつく微生物のはたらきを含めて、その蔵でしか出せない味になります。公式サイトによれば、この製法による醤油は業界全体の1%ほどだといいます。(出典:岡直三郎商店公式サイト、2026年10月1日確認)

近江商人には「売り手よし、買い手よし、世間よし」という三方よしの商いの考え方が伝わります。近江の日野商人を祖とするこの蔵が、地域の学校給食に半世紀以上醤油を納め、地域の農産物を使った加工品の開発に力を入れているのは、その系譜の延長にあると見ることもできるでしょう。

生揚げ醤油とは——搾ったままの醤油

蔵の人気商品に「生揚げ(きあげ)醤油」があります。諸味を搾ったあと、火入れも膜ろ過もしていない醤油のことです。一般に流通する醤油は、搾ったあとに加熱(火入れ)して酵素のはたらきを止め、色と香りを整えてから瓶詰めされます。生揚げ醤油はその工程を踏んでいないので、酵母や酵素、乳酸菌が生きたまま。麹の風味が残り、搾りたての香りが立ちます。

加熱しないぶん、豆腐や淡白な刺身のように、醤油そのものの香りが前に出る食べ方に向きます。有名ラーメン店でも使われている一本で、蔵のリピート率1位の商品です。

何が名物か——「日本一」の醤油と加工品

  • 国産有機濃口しょうゆ(1.8ℓペットボトル)……3,011円。国産の有機丸大豆と有機小麦、国産塩を原料に、木製大桶で仕込み発酵熟成。一番生揚の豊かな風味と旨味が生きています
  • 生揚げ醤油(200ml)……482円。もろみを搾ったままの醤油。加熱・膜ろ過をしておらず、麹の風味が残ります。リピート率No.1
  • トマトドレッシング(150ml)……476円。東京都産トマトとタマネギをまるごと使用。東京都地域特産品に選ばれています
  • 日本一 香り醤油/日本一スパイス/ポン酢の涙/SHOYUSCO(しょうゆすこ)……老舗通販.netで取り扱いのある醤油加工品
  • 冨士晃たまりしょうゆ……公式サイトで紹介されている、たまり醤油

※取り扱い商品と価格は時期によって変わります。最新の品揃えは老舗通販.netと公式サイトでご確認ください。(2026年10月1日確認)

買う・訪ねる

※営業情報は公式サイトとagataJapan.tokyoの掲載内容です(2026年10月1日確認)。変更される場合があるため、お出かけ前にご確認ください。

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老舗フェスティバル2026で全国の老舗に会える

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  • 日時:2026年10月3日(土)10:00〜18:00(予定)
  • 会場:福徳の森・仲通り周辺(東京都中央区日本橋室町2-5-10)
  • 入場:無料(飲食・セミナーなどは別途費用)
  • 内容:老舗・ご当地マルシェ、伝統工芸ワークショップ、全国の酒蔵による日本酒の飲み比べ、老舗サミット、ステージパフォーマンスほか
  • 詳細:老舗フェスティバル2026 by agataJapan
  • チケット・特設ページ:老舗通販.net 老舗フェスティバル2026特設ページ

会場に隣接する福徳神社は、古くから商売繁盛の祈願で親しまれてきた神社です。老舗の逸品を手に取りながら、日本橋の歴史と文化に親しむ一日をお過ごしください。

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YouTubeチャンネル「日本の老舗」

この動画を公開しているYouTubeチャンネル「日本の老舗」では、創業100年を超える老舗の当主に、老舗を老舗たらしめる「五つの奥義」を語ってもらうインタビューシリーズを配信しています。ほかの回は動画で見る日本の老舗からご覧ください。

老舗のブランディング・販路開拓のご相談

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