東京・麻布十番の豆源は、慶応元年(1865年)創業の豆菓子店です。豆菓子は約50種類、おかきは約25種類。店頭では揚げたての「塩おかき」を実演販売していて、これを目当てに通う人もいます。
創業者は駿河屋源兵衛。煎り豆を肩にかけ、あるいは屋台荷車を引いて売り歩き、「豆やの源兵ヱさん」と呼ばれていたと伝えられます。YouTubeチャンネル「日本の老舗」で公開されている、東都のれん会の「老舗のコンシェルジュ」シリーズの一本で、案内役のセインさんが麻布十番の店を訪ねています。
公開:2019年7月16日/再生時間:54分54秒
この回と店の見どころ
この回には章立てのタイムスタンプが付いていないため、動画の舞台である麻布十番本店の見どころを整理しました。
- 店頭で実演販売される「塩おかき」。新潟県魚沼産のこがねもちを使い、揚げたてを売る
- 約50種類の豆菓子と約25種類のおかきが並ぶ売り場
- 一番人気の「おとぼけ豆」。海老・刻み海苔・青のりの3種の磯風味
- 好みの豆菓子を組み合わせてオリジナルのギフトセットにしてもらえる仕組み
- 落花生・大豆・ソラマメ・えんどう豆・アーモンドなど、豆の種類ごとに違う仕立て
- 創業から150年以上続く、豆本来の味と風味を守る伝統製法
- 麻布十番の商店街のなかにある、本店という場所
豆源とは — 創業はいつで、どんな店か
創業は慶応元年(1865年)。駿河屋源兵衛が煎り豆の商いを始めたのが出発点です。創業当時は炒り豆を中心に売っていましたが、のちに米菓や豆菓子もつくるようになりました。現在は東京・麻布十番に本店を構える豆菓子店で、江戸時代から150年以上にわたって豆菓子をつくり続けています(2026年10月5日、豆源公式サイトおよびagataJapanの老舗ページで確認)。
豆菓子に使う豆は、落花生、大豆、ソラマメ、えんどう豆、アーモンドなど。豆本来の味と風味を守る伝統製法でつくるとしています。公式サイトでは代表者名や代数が公表されていないため、本記事では代数には触れません。
東都のれん会と「老舗のコンシェルジュ」
この動画は、東都のれん会の「セインさんと行く!老舗のコンシェルジュ」というシリーズの一本です。東都のれん会は、東京で100年以上続く老舗が加盟する会で、豆源もその一員です。ご当主インタビュー番組とは別のかたちで、店を訪ねて商品と仕事を見ていく構成になっています。
豆菓子と麻布十番 — 業種と地域の背景
豆菓子は、炒った豆に砂糖や塩、海苔や海老などの衣をまとわせた菓子です。原料は落花生や大豆といった身近な豆で、保存がきき、持ち歩ける。江戸では煎り豆を売り歩く商いがあり、豆源の創業もその形から始まっています。屋台から店へ、炒り豆から豆菓子・米菓へと品ぞろえが広がっていった流れは、江戸から明治の東京の菓子商のたどり方としても分かりやすい例です。
おかきは、もち米を原料にした米菓です。うるち米からつくるせんべいとは原料が違い、もち米を使うためふくらみや歯ざわりが変わります。豆源が本店で揚げる「塩おかき」に新潟県魚沼産のこがねもちを使っているのは、この原料の違いが味に出るからです。店頭で揚げて売る以上、できたてでしか出せない品になります。
麻布十番は、寺社と商店が混じりあう東京の古い町です。2000年に地下鉄の麻布十番駅(東京メトロ南北線・都営大江戸線)が開業し、人の流れが変わりました。それ以前から続く商店街の一角に豆源の本店があり、土産物としても買われています。
名物と商品 — 何を買うか
- おとぼけ豆:豆源で一番人気の豆菓子。海老・刻み海苔・青のりの3種の磯風味
- 塩おかき:本店店頭で実演販売。新潟県魚沼産こがねもち使用の揚げたて
- 江戸風味(8個入)GC-30(3,240円):人気の8点を詰め合わせたギフト。おとぼけ豆や梅落花などの豆菓子6種と、塩味・醤油味のおかき2種
- 豆菓子は約50種類、おかきは約25種類。好みを組み合わせたオリジナルのギフトセットも
- 老舗通販.netでは「豆源 風味一流(M9)」「豆源 風味一流(M6)」などを扱っています
買う・訪ねる
麻布十番本店は東京都港区麻布十番1-8-12。営業時間は10:00〜18:30、定休日は毎週火曜日です。公式サイトには2026年10月の休業日として6日・13日・20日・27日が案内されています。電話は0120-410-413(固定電話のみ)、03-3583-0962(2026年10月5日、豆源公式サイトで確認)。
※agataJapanの老舗ページには「定休日 不定休」「10:00〜18:30(短縮営業中)」と掲載されています。本記事は公式サイトの案内(毎週火曜定休)を採用しました。
- 公式サイト:豆源
- 老舗通販.net の商品ページ:豆源
- agataJapan の老舗ページ:豆源 麻布十番本店
- 東都のれん会:東都のれん会 公式サイト
- 同じ港区の老舗:青野総本舗(鶯もち)/総本家更科堀井(蕎麦)/秋色庵大坂家(秋色最中)
- 同じ米菓・菓子の老舗:銀座松崎煎餅(瓦煎餅)/常盤堂雷おこし本舗(雷おこし)
- エリアから探す:東京都の老舗
老舗フェスティバル2026は10月3日に開催されました
agataJapanが主催する「老舗フェスティバル2026」は、2026年10月3日(土)10:00〜18:00、東京・日本橋の福徳の森と仲通り周辺(東京都中央区日本橋室町2-5-10)で開催されました。全国の老舗と「ご当地」の生産者が集まり、奉納能や老舗サミット、名店コラボなどの企画が並びました。
2026年の開催は終了しています。当日の出展者や企画の詳細、次回の開催情報は老舗フェスティバル2026の特設ページでご覧いただけます。
100年続く老舗の品を、お取り寄せで
「老舗通販.net」は、3代100年以上続く老舗だけが参加する通販サイトです。2010年の開設以来、全国の老舗の品を扱ってきました。遠方でお店に足を運べない方も、ここから取り寄せられます。
動画で見る日本の老舗
この回は、YouTubeチャンネル「日本の老舗」が配信する老舗紹介シリーズの一本です。3代100年続いてきた老舗を訪ね、商品と仕事のなりたちを聞く構成になっています。
ほかの老舗の回は、連載「動画で見る日本の老舗」の一覧からご覧いただけます。
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