ごまの和田萬の動画サムネイル

ごまの和田萬|創業1883年、国産ごま一筋を五代目が語る【動画】

大阪・天満のごまの和田萬は、明治16年(1883年)創業のごま専門メーカーです。いりごま、すりごま、ごま油、ふりかけ、ごまの菓子。扱うものはすべて、ごまを軸にしています。自社では「国産ごま取り扱いシェア日本一」と説明しています。

日本で使われるごまは、そのほとんどが輸入品です。国産の割合は0.1%前後とされ、国内でごまをつくることは採算の面でむずかしいとされてきました。YouTubeチャンネル「日本の老舗」のご当主インタビュー番組で、五代目 代表取締役・和田武大さんが、その国産ごまにあえて取り組む理由を語っています。

ごまの和田萬 五代目 代表取締役 和田武大氏(CICライブ/46分00秒)

公開:2021年6月17日/再生時間:46分00秒

動画の見どころ

この回には章立てのタイムスタンプが付いていないため、話題の並びを目次として整理しました。

  • 明治16年(1883年)、大阪・天満でごまを扱い始めた商いのなりたち
  • ごま一筋で五代続けてきた会社が、何を売ってきたか
  • 国産ごまの自給率がごくわずかという現実と、それでも国産に取り組む理由
  • 有機ごまへの取り組み。原料の産地と向き合う仕事
  • 築200年を超える土蔵を店に使っている「萬次郎蔵」の話
  • 食べ比べ教室や煎りかた教室を開いて、つくり手と食べ手をつなぐ試み
  • 五代目として、問屋からメーカーへと役割を広げてきた経緯

ごまの和田萬とは — 創業はいつで、いま何代目か

創業は明治16年(1883年)、現在の会社の設立は昭和42年(1967年)です。代表取締役は五代目の和田武大さん。本社は大阪市北区菅原町9-5、工場は大阪府八尾市老原7-97にあります。事業内容は「ごまを主とする食品の製造加工および販売」で、ごまの専門メーカーとして100年以上続いてきました(2026年10月5日、和田萬公式サイトの会社概要で確認)。

築215年の土蔵を店にした「萬次郎蔵」

本社の所在地には、築215年と伝えられる土蔵の建物を使った店舗「萬次郎蔵」があります。店内には約100種類のごま商品が並び、いりごま・すりごま・ふりかけ・菓子に加えて、昆布や切干大根といった乾物も扱っています。ごまの食べ比べ教室や、ごまの煎りかた教室も開かれており、蔵でバロックコンサートが催されることもあります。

ごまと天満 — 業種と地域の背景

ごまは古くから日本の食卓にある食材ですが、いま国内で消費されるごまのほとんどは輸入品です。業界各社の公開資料では、国産ごまの割合は0.1%前後とされています。ごまは収穫期に莢(さや)が弾けて種が飛びやすく、機械化がむずかしいため、人手と手間がかかります。それが国内生産が細ってきた理由のひとつです。国内の産地としては、鹿児島県の喜界島が生産量の多い島として知られています(2026年10月5日、ごま関連各社の公開情報で確認)。

つまり「国産ごま」は、商品として成り立たせるところから仕事になります。産地と栽培の面倒を見て、量を確保し、値段をつけて売り切る。和田萬が「国産ごま取り扱いシェア日本一」と名乗っているのは、その積み上げの結果にあたります。有機ごまについても自社サイトで項目を設けて説明しています。

会社のある大阪市北区菅原町は、大阪天満宮の門前にあたる一帯です。天満は江戸時代に天満青物市場が置かれた商いの町で、乾物や食材を扱う商家が集まってきました。ごまのような乾物を扱う商いが天満から始まったことには、この土地の性格が重なっています。町名の「菅原」も、天満宮に祀られる菅原道真にちなみます。

名物と商品 — ごまでできること

  • いりごま・すりごま:白ごま、黒ごま、金ごまなど
  • ごま油:ごまを焙煎してしぼった油
  • ふりかけ・調味料:ごまを使った食卓用の品
  • ごまの菓子:おやつとして食べられる加工品
  • 有機ごまの取り扱い。公式サイトに「有機ごまについて」の項目があります
  • 萬次郎蔵の店頭では約100種類のごま商品に加え、昆布や切干大根も扱っています

買う・訪ねる

店舗「萬次郎蔵」は大阪市北区菅原9-5。営業時間は10:00〜18:00、定休日は夏季休業・冬季休業を除いてなしと案内されています。公式サイトに店舗の電話番号の記載はないため、お問い合わせは公式サイトのフォームからどうぞ(2026年10月5日、和田萬公式サイトの「萬次郎蔵」ページで確認)。通信販売は公式のオンラインショップ「ごまやん」があります。

※老舗通販.netには和田萬のページがありますが、2026年10月5日時点で掲載商品は0件です。取り扱いは時期によって変わります。

老舗フェスティバル2026は10月3日に開催されました

agataJapanが主催する「老舗フェスティバル2026」は、2026年10月3日(土)10:00〜18:00、東京・日本橋の福徳の森と仲通り周辺(東京都中央区日本橋室町2-5-10)で開催されました。全国の老舗と「ご当地」の生産者が集まり、奉納能や老舗サミット、名店コラボなどの企画が並びました。

2026年の開催は終了しています。当日の出展者や企画の詳細、次回の開催情報は老舗フェスティバル2026の特設ページでご覧いただけます。

100年続く老舗の品を、お取り寄せで

「老舗通販.net」は、3代100年以上続く老舗だけが参加する通販サイトです。2010年の開設以来、全国の老舗の品を扱ってきました。遠方でお店に足を運べない方も、ここから取り寄せられます。

老舗通販.net で老舗の品を探す(和田萬の商品ページ)。なお和田萬のページは2026年10月5日時点で掲載商品が0件です。取り扱いは時期によって変わります。

動画で見る日本の老舗

この回は、YouTubeチャンネル「日本の老舗」およびagataJapanが配信するご当主インタビュー番組「伝統はイノベーションの連続である」(CICライブ)の一本です。3代100年続いてきた老舗に、伝統と革新、家訓など普段あまり語られてこなかったことを聞く構成になっています。

ほかの老舗の回は、連載「動画で見る日本の老舗」の一覧からご覧いただけます。

老舗の魅力を伝えるご相談

スターマークは、老舗や地域の事業者のブランディング・プロモーションを手がけています。動画や記事を使った情報発信、EC、イベント出展のご相談は、スターマークのお問合せフォームからお寄せください。

新着・おすすめ情報

  1. 「ひくく、やさしく、あたたかく」の接客で、佃煮からグラッセまで和洋を問わず食卓を彩る創業240年「新橋玉木屋」

  2. ホットマン 青梅店

  3. 駒形どぜう

  4. 羽二重団子「五つの奥義」動画を公開しました

  5. 全国の漆器を扱う日本橋黒江屋。一意専心ではなくイノベーションでのれんを守る

  6. 秋色庵大坂家

  7. 【吉德】「吉德これくしょん」展示室(浅草橋本店4階 入場無料)

  8. 経新堂 稲崎 表具店

  9. 船橋屋 亀戸天神前本店

  10. 清月堂本店の動画サムネイル

    清月堂本店|創業1907年、銀座のおとし文を四代目が語る【動画】

  11. 江戸べっ甲の伝統技術を未来に繋いでいくために「石川べっ甲製作所」石川浩太郎さんに聞く<前編>

  12. 【黒江屋】漆器講座を開催

  13. 辻屋本店

  14. 創業以来変わらぬ製法。受け継がれる職人技で編み上げる江戸ほうき「白木屋中村傳兵衛商店」7代目中村悟さんに聞く<前編>

  15. 江戸鼈甲屋の動画サムネイル

    江戸鼈甲屋|創業1802年、唯一無二の鼈甲細工を七代目が語る【動画】